API管理とは

API管理とは、セキュアな環境内でのAPIの設計、公開、文書化、および分析のプロセスのことです。API管理ソリューションを使用することにより、作成したパブリックAPIと内部APIの両方が、利用可能で安全なものであることを保証できます。

市場にあるAPI管理ソリューションは、さまざまな機能を提供します。大半のAPI管理ソリューションでは、以下のタスクを実行することができます。

  • APIの設計 - API管理ソリューションでは、開発者からパートナーまで、ユーザーがAPIの設計、公開、およびデプロイのほか、文書、セキュリティポリシー、説明、使用制限、ランタイム機能などの関連する情報の記録を行うことができます。 
  • APIゲートウェイ - API管理ソリューションは、APIゲートウェイとしての役割も果たします。APIゲートウェイは、関連するAPIセキュリティポリシーおよびリクエストを施行するとともに、認証とセキュリティを保証することにより、すべてのAPIの門番として機能します。 
  • APIストア - API管理ソリューションにより、APIをストアやカタログに保管でき、ここから社内外の関係者にAPIを公開することができます。このAPI「ストア」は、APIのマーケットプレイスとしても機能します。ここでは、APIへのサブスクライブのほか、ユーザーやコミュニティによるサポートを受けるなど、さまざまなことを行えます。 
  • API分析 - API管理を使用して、APIの使用状況、負荷、トランザクションログ、履歴データ、およびその他の指標の監視を行うことができ、ステータスや公開中のAPIの成果の詳細な情報を得ることができます。 

上記の機能は、API管理ソリューションが提供する「主な」機能の一部です。API管理の市場は2013年には7,000万ドルでしたが、Gartnerによると、この数字は2017年から2022年の間に33.4%の率で成長すると予測されており、Zion Market Researchによると、2022年までに34億3,616万ドルに達すると予測されています。 

API管理の分野では、MuleSoftのAnypoint Platformはリーダーとして評価されており、Gartnerのマジッククアドラントの「フルライフサイクルAPI管理」にも掲載されています。では、Anypoint PlatformによるAPI管理のメリットには、どんなものがあるのでしょうか。 

Anypoint PlatformによるAPI管理のメリット

Anypoint Platformを使用すると、企業は統合とAPIを設計、構築、および管理することができ、レガシーのアプリケーションのモダナイズ、クラウドへの移行、新製品の開発、SalesforceやSAPとの統合など、さまざまなことを行うことができます。

Anypoint Platformには、API管理ソリューションであるManagement Centerに加え、以下の機能が含まれています。

  • Design Center - 摩擦を低減する開発ツールを提供するインタフェース。APIの設計、統合フローの構築、およびコネクタの構築を容易にします。
  • Anypoint Exchange - API、コネクタ、テンプレートなどの再利用可能なアセットの保存や、組織内での公的または個人的な共有が可能なAPI「ストア」。 
  • Management Center - Anypoint Platformのあらゆる側面をオンプレミス環境やクラウド上で管理できる、単一の統一されたAPI管理Webインタフェース。APIのユーザー、トラフィック、SLA、基礎となる統合フローなどの管理が可能です。
  • Muleランタイム - Anypoint Platformのランタイムエンジン。リアルタイムのアプリケーション統合およびオーケストレーションを、堅牢なデータ統合機能と組み合わせます。Muleランタイムは、オンプレミスの統合エンジン、ハイブリッドiPaaS、またはAPIゲートウェイとしてデプロイできます。 
  • Anypoint Connectors - エンドポイントへの迅速な接続や、API仕様への動的な接続を可能にするコネクタ。
  • ランタイムサービス - エンタープライズグレードのセキュリティ、スケーラビリティ、信頼性、高可用性の提供を支援するスイート。 

Anypoint PlatformのAPI管理ソリューションであるManagement Centerには、ユーザーが活用できる3つの独自の機能があります。 

  • フルAPIライフサイクル管理 - Anypoint Platformは、フルAPIライフサイクル管理のリーダーとして評価されており、各APIと統合のエンドツーエンドの追跡を可能にする、統一されたプラットフォームを構築することができます。さらに、プラットフォームのAPIの再利用性コンポーネントにより、プロジェクトのスピードを加速します。Anypoint PlatformのAPI管理ソリューションと豊富な一連の機能により、組織のAPIの提供と統合を64%迅速化できます。
  • 単一の管理ペインによるAPIとハイブリッド統合- Anypoint Platformは、統一された単一のソリューションです。そのため、Management Centerを使用して、APIとハイブリッド統合のための単一のAPI管理ペインを利用できます。これにより、組織のAPIと統合のメンテナンスコストが平均63%低減されます。
  • ノードレベルポリシーにもとづいたセキュリティ - Anypoint Platformでは、すべてのAPI、統合、アセットが、高度なガバナンスとセキュリティによりノードレベルで保護されています。Anypoint PlatformとそのAPI管理ソリューションを採用している組織では、統合のセキュリティが94%向上することが期待できます。 

上記の機能に加え、Anypoint PlatformのAPI管理ソリューション、Management Centerには、以下の機能が含まれています。 

Anypoint PlatformのAPI管理のメリットには、以下のものが含まれます。 

  • パートナーと開発者のオンボーディングの迅速化
  • パートナーと開発者向けのセルフサービス
  • パートナーとの外部統合のデリバリースピードの向上
  • パートナーと開発者の可視性とガバナンスの向上
  • 最新のテクノロジーによる新たなパートナーや開発者の誘致

API管理は、あらゆる企業にとってますます重要なソリューションとなってきています。APIを使用したり、APIを利用してサービスを提供するあらゆる組織は、統一されたAPI管理ソリューションを導入する必要があるのです。