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MuleSoft A2Aサポートのご紹介
組織全体でAIエージェント間のシームレスなコラボレーションを実現
この度、MuleSoftのAnypoint Platform™全体を対象とするMuleSoftAgent2Agent(A2A)プロトコルサポート(ベータ版)をリリースいたしました。GoogleのオープンソースA2Aプロトコル を基盤として構築されたこれらのパワフルな新機能を利用することにより、AIエージェントは複雑な企業環境においても安全に通信して協調し、連携した行動を取れるようになります。
先日リリースしたMCPサポート、AIエージェントインタラクションのガバナンス機能に加え、A2Aサポートは、安全で拡張性に優れたマルチエージェントシステムの構築に必要なプロトコル、ツール、ガバナンスを提供し、お客様のAI変革をさらに加速できるようにサポートします。MuleSoftは、企業全体でAIエージェントをオーケストレーションする方法を簡素化することで、拡張性に優れたマルチエージェントエコシステムの基盤作りを支援しています。
A2Aサポートが重要な理由
企業全体で急速に普及しているAIエージェントは、チームが手作業による反復タスクを排除し、効率を高めるのに役立っています。しかし、ワンオフのユースケースからマルチエージェントシステムへのスケールアップを進めている組織は、「AIエージェントが異なるシステム間で安全にやり取りし、知識を共有し、タスクを委任するにはどうすればいいのか」という根本的な課題に直面します。
そこで、Agent2Agent(A2A)プロトコルの出番です。
A2Aは、AIエージェント同士が安全に統制された方法で互いを発見し、呼び出し、連携するための方法を定義する新しいオープン規格です。MuleSoft A2Aサポートを利用することで、お客様は以下のことが可能になります。
- マルチエージェントワークフローの構築:MuleSoft A2A Connectorを使用して数回クリックするだけで、Agentforce や内部AIエージェントなどのAIエージェントにA2Aプロトコルを適用できます
- エージェント型コミュニケーションのガバナンスと制御を確立:AIエージェントアクセスのセキュリティを確保し、PIIを検出してフィルタリングし、リクエストを修正し、AIエージェントのインタラクションを集中管理できます
- AIエージェントを容易に発見可能に:AIエージェント対応サービスを備えた中央レジストリを利用し、AIエージェント開発を加速します(2025年下半期)
これらの機能を組み合わせることで、部署、部門、環境の枠を越えてマルチエージェントのユースケースを容易に拡大できます。
MuleSoft A2Aサポートの主な機能
開発者の生産性と企業への対応を念頭に置いて設計されたMuleSoft A2Aサポートは、セキュリティや制御を損なうことなく、チームが速やかに前進できるように支援します。
MuleSoft A2A Connector(ベータ版):MuleSoft A2A Connectorを使用することで、開発者は既存のあらゆるAIエージェントをA2A互換サーバーやクライアントとして容易に公開できます。わずか数ステップで、チームはAIエージェントの機能を定義し、A2Aレジストリに登録し、AIエージェント間の安全な通信を確立できます。コネクタを利用すると、定型コードを抽象化し、事前構築済みのリスナー/クライアント構成を活用できるため、複雑なA2A標準の実装がシンプルになります。開発者は、プロトコルの接続ではなくビジネスロジックに集中できるため、AIエージェントを速やかに稼働させることができます。
Anypoint™ Omni Gateway(旧称Flex Gateway)向けのA2Aポリシー(正式リリース済み):コネクタはAIエージェント同士のやり取りを可能にしますが、Anypoint™ Omni Gateway(旧称Flex Gateway)は、そうしたやり取りのセキュリティと完全な可視性をもたらします。新しいすぐに使えるA2Aポリシーを搭載したOmni Gateway(旧称Flex Gateway)は、AIエージェントトラフィックのための安全で統制されたゲートウェイレイヤーとして機能します。組織は、APIを統制する場合と同様に、一貫したポリシーを適用し、AIエージェントリソースに対するアクセスを制御し、デプロイされたすべてのAIエージェントのやり取りをモニタリングできます。Learn more
現実世界でのAIエージェントのコラボレーション
MuleSoft A2Aサポートを利用することで、組織は、以下のようにまったく新しいレベルの自動化、連携、インテリジェンスの効果を活用できます。
部門横断的なAIエージェントの連携によるタスクオーケストレーションの実現
MuleSoft A2A Connectorにより、開発者はAIエージェントをA2A互換サーバー/クライアントとして容易に公開し、特定のタスクに特化したAIエージェント同士のシームレスな通信を実現できます。その結果、複雑なビジネスワークフローを解体し、モジュラー化されたAIエージェント同士のやり取りに分割できます。
AIエージェントの実際の動作例:注文処理エージェントは、注文を確定するために、価格設定エージェントや在庫エージェントと連携する必要があります。MuleSoft A2A Connectorを使用すると、それぞれのAIエージェントが「割引率の計算」や「在庫レベルの確認」といった具体的な機能を、発見可能なA2Aエンドポイントとして公開できます。顧客が注文すると、注文処理エージェントが価格や在庫データを取得するためにこれらのアクションを他のAIエージェントから自動的に呼び出します。このようにリアルタイムのマルチエージェントコラボレーションで、購入を確定できます。
ドメインベースのセキュリティとAIエージェントの発見制御
組織におけるAIエージェントの利用範囲の拡大に合わせて、各AIエージェントが使用を許可されたリソースのみにアクセスするように制御することが重要になります。Omni Gateway(旧称Flex Gateway)のA2Aポリシーを使用することにより、相互に検出・連携できるAIエージェントを制御し、最小権限の原則を実現できます。
AIエージェントの実際の動作例:最前線のカスタマーサポートエージェントは、返品リクエストを処理するために、返品処理エージェントとの連携が必要になります。サポートエージェントは顧客情報にアクセスし、返品エージェントはロジスティクスワークフローにのみアクセスします。Omni Gateway(旧称Flex Gateway)のA2Aポリシーは、承認されたデータのみを2つのAIエージェント間で共有しながら、シームレスなタスク委任を実現します。サポートエージェントは、顧客から追加情報を収集し、安全なA2Aインタラクションを介して返品エージェントにその情報を受け渡すことで、ドメイン全体でデータ制御を確立します。
エージェンティック・エンタープライズのための基盤
A2AやMCPの導入により、MuleSoftはシステム間の連携から、AIエージェント対システム、さらにAIエージェント間のやり取りに進化しています。こうした機能は、「あらゆる組織が拡張性に優れ、安全で、構成可能なAIの未来に必要なインフラを構築できるように支援する」という私たちの広範な使命に直結しています。
A2Aサポートにより、私たちは企業がサイロ状態のAIエージェントから、オーケストレーションされたエコシステムに移行できるように支援しています。私たちは、ビジネス全体でAIエージェントのコミュニケーション能力とアクション実行力を容易に標準化できるようにし、コア機能であるMuleSoftインテグレーションと同レベルの信頼、ガバナンス、俊敏性で組織がAIエージェント運用を拡大できるようにサポートします。
Andrew ComstockGM, MuleSoft
今後のステップ
現在、MuleSoft A2Aサポートは、Anypoint Platform™でベータ版として公開されています。監視用のツールや拡張されたAIエージェントの登録機能など、プラットフォーム全体に適用される追加機能は、今後数か月にわたって公開される予定です。
仕事の未来がインテリジェントな自律型システムに移行する中で、MuleSoftは、最新のAIとエージェント型イノベーションを今後もお届けし、俊敏性と自信とともに未来を迎えられるようにお客様を支援します。
A2Aサポートの詳細と、利用開始の流れのLearn moreをご覧ください。
MuleSoftでAIの可能性を広げるための次のステップ
まずは無料トライアルを
MuleSoft Anypoint Platformの30日間無料トライアルをお試しください。クレジットカードもインストールも不要です。
エキスパートへのご相談
適切な担当者が早く連絡できるように、もう少し情報を教えてください。
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